コンパクトシティ名古屋 

町の臨界 環境からのリベンジデザイン
中川運河長良橋地区(中川区)、御剣地区、雁道商店街(瑞穂区)
コンセプト
 提案する路面電車リング(名古屋金シャチリング)沿線エリアは多くの可能性を秘めています。高校や大学、文化施設、福祉施設や高齢者関係施設が点在しており、古い町並みや商店街も多く残され、名古屋城や熱田神宮、ドームといった観光スポットも点在しています。いわゆる「とても名古屋らしい」エリアです。路面電車で繋がるメリットを最大限に活かし、沿線エリアの魅力を引き出しながら、活気に満ちた地域づくりとして「3つの風景」を提案します。中川運河「長良橋付近」は水上交通と繋がる人・モノの流れを活かした町に、高密市街地「御剣地区」は、歴史と景観を守りながら安全で名古屋の顔としての町に、「雁道商店街」はベンチャー起業家とともに時代を動かす熱い商業エリアにしたい。風景を創出するにあたり、既成の町々に新たな要素をネットワーク化しながら埋め込む方法を用いました。まちの記憶と文化、環境を継承すると同時に、投入するコストとエネルギーを抑え、健康な「コンパクトシティ」の実現につなげたいと考えています。

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