都市空間へのパスワード

21世紀に向けて若者が描く都心のビジョン

 

 吹上

 HOP-SQUARE

 くらしと技術のリエゾンパーク
 

8つのアクシス

1.吹上の水とサッポロビール工場の記憶を継承し活用します。
2.名古屋に界隈性のある新しい街のあり方を提案します。
3.技術インスティテュートと共にある街をつくります。
4.ユニバーサルデザインで便利で安全な生活を実現します。
5.地域と協調し次の展開を導きます。
6.ヒューマンスケールで環境負荷の少ない交通システムを導入します。
7.環境に配慮し省エネルギーを実現します。
8.新しい刺激が常にあり、また行きたくなる街にします。
 都市の魅力は色々なものが混在していることだと考えます。この場所に周囲の街と連携しながら、技術インスティテュートを核とした中低層の住宅と商業空間からなる、ゾーニングによらない界隈性のある街を提案します。
この街には、長期・短期を交えいろいろなかたちの居住者が住まいます。住宅、商店、オフィスがあるまとまりをもちながら混在することで魅力的な都市空間になると考えています。そして高齢者や障害者も健常者と変わらなぬ生活ができるユニバーサルデザインの考えに基づいた街となっています。
技術インスティテュートは、企業・大学・行政を結びつけ共同で新技術の開発研究、資金協力、情報発信そしてベンチャー起業を手助けする技術研修の機能を持ちます。そのための優秀なコーディネーターを配置します。コンベンションセンターは共同の空間として大学や企業・市民を交えて多様な議論ができる場とします。
商業施設については、敷地内と周辺住民に必要な店舗を入れ、サービスを提供することを基本としました。技術インスティテュートから派生するプロ・ユースの部品(メカトロパーツなど)や他とは違う魅力を持った店舗(計量スーパー・こだわりブランドなど)をこの敷地内に誘致することを考えました。さらに敷地内では医療・介護と飲食・生活用品のデリバリーシステムなどとBluetoothによる通信システムを確立し、高齢者・単身者・障害者を支援し、外来者を誘導しだれもが安心して生活できる街となっています。

設計計画へ戻る

トップへ戻る

Copyright(c) Horikoshi Lab. All rights reserved.