まちづくりの考え方

まちづくりには大きく分けて「住民意識の向上」といったソフト的な側面と、「まちなみの整備」などのハード的な側面がある。 住民意識の向上とは人づくりであり、

1.まちへの愛着
2.協力体制
3.交流 などがあげられる。 まちなみの整備とは物づくりであり、 1.街並み・街路・歩道の整備
2.街灯・ストリートファニチャー・並木・植栽などの整備、電柱撤去
3.サイン計画
4.街路の機能分化

などがあげられる。 住民の意識向上とまちなみの整備が一体となってより良いまちづくりが行なわれ、安全で健康かつ楽しく、暮らしやすいまちになり、全体として文化的な質が向上する。

このようなまちは、多くの人を引き付ける魅力を持つことになる。文化的に向上したまちでは、さらに住民の意識向上がなされ、観光客の増加などから交通機関が整備されるなど、まちなみの整備が進み、暮らしやすい生活となる。

まちづくりにおいて肝要なことは、住民ひとりひとりがまちづくりを行うという意欲をもつことである。行政に依存するのではなく、住民が自分たちで行動を起こし、まちづくり活動を続けることにより、暮らしやすく豊かな生活がおくれ、文化的質が向上するのである。


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