小径・散策路計画のコンセプト

@まちをわかりやすく、思い起こしやすくすること
わかりやすいまちはイメージしやすいまちである。イメージしやすいまちは人々に思い起こしてもらえるまちとなる。したがって、イメージしやすい形でまちを構成することはまちづくりにおいて重要であり、幹線街路・小径・散策路というように段階的に把握しやすい構成にする必要がある。

幹線街路-------------まちの骨格となる道
小径------------------特徴としてのまとまりのある道
散策路---------------幹線街路・小径をつなぐ回遊路

A住民や観光客にまち全体を把握してもらうこと
地区の特徴にちなんだ小径・散策路の名称をつける。それによって、まちのどこに何があるのかということを住民や観光客がより具体的な形で把握・イメージすることができる。また、住民が観光客を案内することも容易になる。

B愛着のあるまちにすること
まち全体の構成を把握し、それぞれの小径や場所の特徴が明確化されることにより、まちがよりよく理解され、自分たちのまちだという誇りと愛着がわく。観光客にとってはわかりやすく訪れて楽しいまちだったという良い思い出となる。         
若い住民にとって、まちに対する理解が深まることは、まちをさらに良くしていこうという意識が生まれることにつながる。若い人のまちづくりに参加する意欲を育てることになる。


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