Last revised on 27 Sep. 2011

中津川市本町中山道地区のまちづくり実践



 

<中津川市 2006年-現在>

 本町中山道地区はかつて中山道の中津川宿として栄え、現在でも往時の環境をしのばせる地区である。特性としては、道路形状、一部開渠の水路、案内板、江戸時代の建物など伝統環境が残っている一方で、新しい形態の建物も増えてきている。
 2005年に中津川市が景観行政団体となったのを機に、2006年には景観計画策定のための資料作成を行った。具体的には、景観重点地区を対象とした景観特性調査を行った。2007年には景観計画が策定され、2008年には住民組織である「本町中山道景観協議会」が発足し、まちづくり実践のための基礎的調査を行った。2009年には建物ファサードなどの私的部分の修景案を作成し、2010年には街路空間などの公的部分の整備方針を作成した。
 本町中山道地区におけるまちづくりの特徴としては、住民・大学・行政・産業の4つの団体が連携し、まちづくり実践を行っているところである。


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