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印刷用PDFファイル作成について
印刷用PDFファイル作成には、注意点が数多くあります。
適切な設定でPDF化されていない場合、印刷中にエラーがでて印刷できません。
☆要点
1)解像度の調整を忘れないこと
2)フォントは埋め込むかアウトライン化すること
3)グラデーションを使用した図形の取り扱いには特に注意
4)特色(スポットカラー)は使用しないのが無難
★PDFプリンタの基本的な設定事項
【AdobePDFやPrimoPDFの設定】※コントロールパネルの「プリンタとFAX」
1)画像の解像度は300、450、600dpiで設定する。
(プリンタは解像度600dpiで出力するので、それ以上に設定しても意味がないです)。
2)画像データサイズが大きい場合は、低めの解像度にしておくと良い。画像データサイズが大きいとプリンタが処理するのに時間がかかります。
3)PostscriptオプションPostScriptオプション〜TrueTypeフォントダウンロードオプション:アウトラインとする(PrimoPDF)。
4)グラデーションや透明効果を使用している場合、その図形が分割されるように保存すること(印刷用の場合、PDF1.3規格を利用するのが無難です)。
※各種アプリケーションの設定内容は以下のURLを参照。
http://archi2.ace.nitech.ac.jp/waka2/01natsume/32_pdf_hint2.htm
★注意事項
1)フォントは埋め込む(エンベット)こと。
2)埋め込みできないフォント or フォントにエフェクトをかけている場合、フォントをアウトライン化すること。
3)特色(スポットカラー)を使用した図形は白抜けすることがあるので使用しない。
4)A1サイズの枠を書いて、その外に図形がはみ出さないように図形を編集すること。
5)作成したPDFファイルが正しく作成できているか、しっかり確認すること(用紙サイズは間違っていないか? 収まっているか? 解像度が粗くないか? フォントが正しく表示されているか?)
※ある程度の専門知識が必要なので、PDF作成と確認に十分な時間を確保するように。
2007/5/7