TOP >

USBフラッシュメモリ等を経由して感染するウィルスについて

技術職員の若松さん、東さんからありました緊急対策メールの要約です。

☆要点

1)「AutoRun.inf」、「twunk_64.aaa」に注意(一般的アンチウィルスソフトでは検出されない)。

2)USBフラッシュメモリとPC本体を確認。

3)空ファイルを自作すれば感染対策できる。

4)ウィルスを持ったUSBフラッシュメモリを使用しないこと。被害を広げないように。

 

 

確認方法

以下のファイルがUSBフラッシュメモリ、PCにあるか確認をお願いします。

 

AutoRun.inf」、「twunk_64.aaa

 

USBフラッシュメモリ:「AutoRun.inf」、「twunk_64.aaa」がファイル中にあります

 

PC本体Cドライブ上に「AutoRun.inf」、「twunk_64.aaa」がファイル中にあります

さらに、

Cドライブ→「Program Files」→「Common Files」→「Microsoft Shared]

MSInfo」に「twunk_64.aaa」があります

 

なお、ファイルは隠しファイルになっていますので、WindowsXPの場合は、

マイコンピュータのメニューから「ツール」→「フォルダオプション」で

「表示」タブで「ファイルとフォルダの表示」→「すべてのファイルとフォルダを表示する」

を選択して下さい。

 

★削除方法

以下の方法で削除できます。

 

USBフラッシュメモリ:マックなど感染しないOSでマウントして、

AutoRun.inf」、「twunk_64.aaa」の2つのファイルを削除して下さい

 

PC本体セーフモードで起動して頂き該当のファイルを検索後、削除して下さい。

 

削除後、spybotなどのスパイウェア検索ソフトにて確認して下さい。

http://www.spybot.info/jp/

インストール方法

http://enchanting.cside.com/security/spybot1.html

 

このウイルスは無償のウイルス対策ソフトavast! 4でも駆除できます。

以下のURLからダウンロードできます。

http://www.avast.com/jpn/download-avast-home.html

 

※今回確認されましたウイルスは「ノートンアンチウィルス」や「NOD32」では検出

されませんのでご注意下さい

※なお今回検出されたウイルスはUSBフラッシュメモリ等を経由して感染するもので

ネットワークやメールでは感染しません。

 

 

★感染対策

また、一度ウイルスを削除しても、感染しているPCまたはUSBメモリに接続すると

再度感染しますのでご注意下さい。

 

以下の2つのファイル名の空ファイルをメモ帳などで自作しUSBメモリ内に保存しておくと、

再感染を予防できます。

 

AutoRun.inf

twunk_64.aaa

 

以上

夏目欣昇

2007/12/25