Spatial Continuum
ここではウルスック島の自然に焦点をあてる。この風景が、過去の時代を垣間見せるのと同時に、現代、そして、未来の風景でもある。この長いスパンの時間を内包する風景こそ、エコロジーというものに対して表面的でない応答が可能だと考えるからである。このエコセンターはこのような風景に対して、今までにない新しいスタンスで応答する建築を提案している。それは、自然という外部環境に大きく依存する事で初めて成り立つような、そういう建築のあり方を提案するものである。