名古屋工業大学
守 研究室 MORI  LABORATORY @ N.I.T. 
HOME 研究内容 メンバー 講義 研究室情報
学部
建築材料学
耐用設計論
博士前期課程
建築生産論
耐用設計論     (学部 3年次 後期)

講義のねらい

 既存建築物の点検・調査・診断・補修改修技術について基礎知識を習得するとともに,実際に併用されている応用技術を理解する。


講義内容

1. 維持保存の体系
2. 診断総論
3. 診断各論 その1 コンクリートの劣化-1
4. 診断各論 その2 コンクリートの劣化-2
5. 診断各論 その1 コンクリートの補修
6. 診断各論 その2 セメント成形板の劣化および補修
7. 診断各論 その3 タイル・セメントモルタルの劣化
8. 診断各論 その4 金属の劣化および補修
         その5 開口部の劣化および
9. 診断各論 その6 石張りの劣化および補修
10. 診断各論 その7 塗装・吹付けの劣化および補修
11. 診断各論 その8 防水の劣化および補修
12. 診断各論 その9 外装被覆改修構法
13. 鉄筋コンクリート建築物の耐用年数調査・診断方法 その1 
14. 鉄筋コンクリート建築物の耐用年数調査・診断方法 その2



成績評価の方法

 試験(習熟度に関する試験を含む)・レポート・受講態度(質問に対する応答を含む)・出席状況。


教科書

- 講義内容を記したオリジナルなレジメ(生協にて実費販売予定)


参考書

- 外壁改修工事の基本的な考え方(湿式編)(日本建築学会)
- 外壁改修工事の基本的な考え方(乾式編)(日本建築学会)


履修にあたっての注意事項

 良質な社会資本の蓄積ならびに地球環境の観点から,建築物の長寿命化の社会的必要性を常に意識して講義に臨む。新築建築生産のみならず,「新しい建築生産」の必要性およびメカニズムを理化し,新しいジョブ形成との観点をも認識する。